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ネイティブに聞いた「Caught in the crossfire」の意味 海外ドラマや日常会話で頻出!語源、類義語、対義語、発音まで徹底解説

こんにちはTOMOです。

今回はネイティブスピーカーや海外ドラマでは頻繁に使用されますが、日本人には馴染みのない「Caught in the crossfire」について詳しく解説します!

他のサイトではあまり解説されていない「類義語」「対義語」「語源」などについても詳しく解説しているので、是非参考にしてください。

ポイント

「Caught in the crossfire」は「- 真っ只中に巻き込まれる- 交戦中に挟まれる」の意味で、日常会話や海外ドラマで頻繁に使われる表現です!

   

TOMO

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まずは「Caught in the crossfire」の意味について1分で理解しよう!

「Caught in the crossfire」は直訳すると「交差する銃火の中に捕まる」という意味ですが、比喩的には争いや論争などの当事者でないのに巻き込まれる状況を指します。

特に、争いのどちらの側にも立っていないにも関わらず、不利益を被ることを表現します。

ネイティブスピーカーは「Caught in the crossfire」をどんな場面で使う?

ネイティブスピーカーは、周りの人たちが何らかの争いや論争をしていて、その中で巻き込まれてしまったと感じるときにこのフレーズをよく使います。

たとえば、家族間の争いや職場での対立など、中にいる本人たちだけの問題なはずが、無関係な人が影響を受けるような場合です。

「Caught in the crossfire」は日常会話で使う?ビジネスやフォーマルでも使える?

「Caught in the crossfire」は日常会話で時折使われる表現ですが、あまり一般的ではありません。

比喩的な意味を理解したうえで、カジュアルな会話において使うことが適しています。

ビジネスの場面では、非常に緊張し、敵対的な状況を表す際に時々使われることがあります。

例文で「Caught in the crossfire」をマスターしよう!

自分

日常会話で使う例文を3つ紹介しますので、是非参考にしてください!

例文1

During their divorce, the children were often caught in the crossfire.
離婚中、子供たちはしばしば両親の争いに巻き込まれていた。

例文2

I was just an observer, but I got caught in the crossfire when the debate turned heated.
私は単なる傍観者だったが、議論が激化した時に巻き込まれてしまった。

例文3

The small business was caught in the crossfire between the two competing corporations.
その小企業は二つの競合する大企業の間の交戦に挟まれた。

「Caught in the crossfire」の類義語はどんなものがある?

「Caught in the crossfire」の類義語を紹介していきます!

自分

似たフレーズを複数学ぶことで、さらに表現力が高まります!

類義語:Entangled (絡まる)

「Entangled」は何か複雑な状況に巻き込まれることを意味しますが、「Caught in the crossfire」よりは具体的な対立や争いに限定されません。

例文: I became entangled in a dispute I had no part in.
和訳: 私は関係のなかった争いに絡まされた。

類義語: In the line of fire (攻撃の標的になる)

このフレーズも「Caught in the crossfire」と同じように、争いや批判の矢面に立つことを意味しますが、自らが直接の対象になることを強調します。

例文: The manager found himself in the line of fire during the scandal.
和訳: そのマネージャーはスキャンダルの際、攻撃の的になった。

「Caught in the crossfire」の対義語はどんなものがある?

対義語: Uninvolved (関与していない)

「Uninvolved」は何らかの状況にまったく巻き込まれていないことを意味し、「Caught in the crossfire」の反対です。

例文: Despite the arguments around him, he remained uninvolved.
和訳: 周囲で起こった議論にも関わらず、彼は関与しなかったままだった。

対義語: Stay out of it (関わらないでおく)

「Stay out of it」は意図的に争いや論争から距離を置くことを意味し、「Caught in the crossfire」の反対の行動を示しています。

例文: I decided to stay out of it and didnt take sides.
和訳: 私は関わらないことにし、どちらの側にもつかなかった。

「Caught in the crossfire」の発音をマスターしよう!

/kɔːt ɪn ðə ˈkrɒsfaɪər/、コート イン ザ クロスファイアー。

このフレーズでは、「caught」は「コート」と発音され、「crossfire」は「クロスファイアー」と発音されます。

「Caught in the crossfire」を語源から学んでみよう

「Caught in the crossfire」は軍事用語から来ています。

実際の戦闘で敵同士が交差する銃火の中に位置すると、非常に危険な立場に置かれます。

このリアルな状況が比喩的に使われるようになり、争いの中に巻き込まれることを表す表現として定着しました。

同じ「caught」を含む言葉には「caught off guard」(不意をつかれる)や「caught red-handed」(現行犯で捕まえる)などがあります。

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