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ネイティブに聞いた「Back to the drawing board」の意味 海外ドラマや日常会話で頻出 実際の使いから、語源、類義語、対義語、発音まで徹底解説

こんにちはTOMOです。

今回はネイティブスピーカーや海外ドラマでは頻繁に使用されますが、日本人には馴染みのない「Back to the drawing board」について詳しく解説します!

他のサイトではあまり解説されていない「類義語」「対義語」「語源」などについても詳しく解説しているので、是非参考にしてください。

ポイント

「Back to the drawing board」は「計画を一から見直す、やり直し」の意味で、日常会話や海外ドラマで頻繁に使われる表現です!

   

TOMO

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まずは「Back to the drawing board」の意味について1分で理解しよう!

「Back to the drawing board」は、試みが失敗した時に最初からやり直すことを意味します。

文字通りには、設計者や工学者が計画を見直すために図面を描く「描画板(ドローイングボード)」に戻ることから来ています。

日常でも、物事が上手くいかなかった際に、改めて新しいアプローチを考え直す必要がある状況を指す際に使用されます。

ネイティブスピーカーは「Back to the drawing board」をどんな場面で使う?

このフレーズは、プロジェクトや計画が失敗に終わり、もう一度初めから計画を立て直す必要があるときに使われます。

仕事のプロジェクトがうまく行かなかった時、新しいアイデアが必要な時など、様々な状況で用いられます。

「Back to the drawing board」は日常会話で使う?ビジネスやフォーマルでも使える?

「Back to the drawing board」は日常会話だけでなく、ビジネス環境でもよく使われるフレーズです。

失敗や挫折を認める際に用いるため、カジュアルな状況でもフォーマルな状況でも適しています。

例文で「Back to the drawing board」をマスターしよう!

自分

日常会話で使う例文を3つ紹介しますので、是非参考にしてください!

例文1

Our product launch failed; its back to the drawing board.
製品の発売が失敗したから、計画を一から見直す必要がある。

例文2

The client rejected our proposal, so We are back to the drawing board.
クライアントが提案を拒否したので、やり直しだ。

例文3

If this strategy doesnt work, its back to the drawing board for us.
もしこの戦略が機能しなかったら、私たちは計画を一から見直すことになる。

「Back to the drawing board」の類義語はどんなものがある?

「Back to the drawing board」の類義語を紹介していきます!

自分

似たフレーズを複数学ぶことで、さらに表現力が高まります!

類義語:Restart(再開する)

「Restart」は何かを停止した後、もう一度始めることを指しますが、「back to the drawing board」は見直しや改善が必要な状況に使われます。

類義語: Start from scratch (一から始める)

「Back to the drawing board」と「Start from scratch」はいずれも新しい計画を始めることを意味しますが、「Start from scratch」は完全にゼロから始めるニュアンスが強いです。

「Back to the drawing board」の対義語はどんなものがある?

対義語: Continue(続ける)

「Continue」は現在の行動やプロセスを持続することを意味し、「back to the drawing board」の再開始や見直しとは逆の概念です。

対義語: Stick to the plan (計画を固守する)

「Stick to the plan」は計画に忠実に従うことを意味し、「back to the drawing board」のプランの見直しとは反対の行動です。

「Back to the drawing board」の発音をマスターしよう!

/bæk tuː ðə ˈdrɔːɪŋ bɔːrd/、バック トゥー ザ ドローイング ボード。

このフレーズでは、「back」の「a」は「ア」と短く、「to the」は速く連続して、「drawing」の「aw」は「オー」と長く、「board」の「oar」は「オー」と発音され長い音になります。

「Back to the drawing board」を語源から学んでみよう

「Back to the drawing board」は文字通りの意味から転じて、新たに計画を練り直すという比喩的な用法となりました。

「Drawing」は「draw」の現在分詞形で、古英語の「dragan」(引っ張る、描く)から来ています。

「Board」は古英語の「bord」(板、テーブル)から来ており、合板やテーブルを指す用語として使われていました。

類似の言葉に「drafting table」(製図台)や「blueprint」(設計図、計画)などがあります。

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