こんにちはTOMOです。
今回はネイティブスピーカーや海外ドラマでは頻繁に使用されますが、日本人には馴染みのない「Cut the mustard」について詳しく解説します!
他のサイトではあまり解説されていない「類義語」「対義語」「語源」などについても詳しく解説しているので、是非参考にしてください。
まずは「Cut the mustard」の意味について1分で理解しよう!
「Cut the mustard」は、特定の基準や期待を満たす、または必要な資質や能力があるという意味です。
直訳すると「からしを切る」となりますが、実際のところ、このフレーズにはからしを実際に切るという意味はありません。
むしろ「期待に応える」「うまくやる」といったニュアンスで用いられます。
ネイティブスピーカーは「Cut the mustard」をどんな場面で使う?
ネイティブスピーカーは、「cut the mustard」を仕事の成果が期待を満たしているか、誰かが特定の仕事や責任を果たすのに必要な能力を持っているかどうかを論じる際に使用します。
「Cut the mustard」は日常会話で使う?ビジネスやフォーマルでも使える?
このフレーズは比較的カジュアルな文脈で使われることが多いですが、日常生活で頻繁に使われるわけではありません。
ビジネスの場では少し砕けた言い方となるため、もう少しフォーマルな表現を使うことが一般的です。
例文で「Cut the mustard」をマスターしよう!
日常会話で使う例文を3つ紹介しますので、是非参考にしてください!
例文1
That new software doesnt cut the mustard.
その新しいソフトウェアは期待に応えない。
例文2
He cut the mustard as a sales manager.
彼は営業マネージャーとして基準を満たした。
例文3
To get promoted, you really need to cut the mustard.
昇進するには、本当に期待に応える必要がある。
「Cut the mustard」の類義語はどんなものがある?
「Cut the mustard」の類義語を紹介していきます!
似たフレーズを複数学ぶことで、さらに表現力が高まります!
類義語:Suffice(十分である)
「Suffice」も必要な要件を満たすことを意味しますが、「cut the mustard」ほど動的なアクションを伴わないことが多いです。
類義語: Up to par (標準に達している)
「Up to par」と「cut the mustard」はどちらも期待に応えるという意味ですが、「up to par」は特にゴルフのスコアなど、具体的な標準を意味することがある。
「Cut the mustard」の対義語はどんなものがある?
対義語: Fail(失敗する)
「Fail」は期待した結果を得られないことを意味し、「cut the mustard」の正反対です。
対義語: Fall short of expectations (期待に応えない)
「Fall short of expectations」は期待に達しないことを意味し、「cut the mustard」とは逆の状況を描写します。
「Cut the mustard」の発音をマスターしよう!
[kʌt ðə ˈmʌstərd]、カット ザ マスタード。
このフレーズでは、"cut" の "u" が「カ」、「t」ははっきりと、「the」は「ザ」、"mustard" の "u" は「マ」と発音され、「t」は「ダード」となります。
「Cut the mustard」を語源から学んでみよう
「Cut the mustard」の語源ははっきりとしておらず、複数の説が存在します。
しかし、19世紀後半のアメリカ英語で「からし」が「一流、卓越」という意味を持ったことから来ているとされます。
このフレーズが広く使われるようになったのは20世紀初頭です。
似た語源の言葉は特定できませんが、「make the cut」(基準を満たす・選ばれる)や「make the grade」(基準に達する)は似た意味を持ちます。