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ネイティブに聞いた「Catch-22」の意味 海外ドラマや日常会話で頻出 実際の使いから、語源、類義語、対義語、発音まで徹底解説

こんにちはTOMOです。

今回はネイティブスピーカーや海外ドラマでは頻繁に使用されますが、日本人には馴染みのない「Catch-22」について詳しく解説します!

他のサイトではあまり解説されていない「類義語」「対義語」「語源」などについても詳しく解説しているので、是非参考にしてください。

ポイント

「Catch-22」は「矛盾するルール、ジレンマ」の意味で、日常会話や海外ドラマで頻繁に使われる表現です!

   

TOMO

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まずは「Catch-22」の意味について1分で理解しよう!

「Catch-22」は、矛盾した規則や状況を指す言葉で、問題を解決しようとすると別の問題が生じ、結局解決できないジレンマを表します。

これは、ジョセフ・ヘラーの同名小説から来た表現で、理不尽な制約や無理な状況を意味するようになりました。

ネイティブスピーカーは「Catch-22」をどんな場面で使う?

ネイティブは、避けられない矛盾した制約や規則に直面し、解決策が見つからない困難な状況を説明する際に「Catch-22」の表現を使います。

「Catch-22」は日常会話で使う?ビジネスやフォーマルでも使える?

「Catch-22」は比較的一般的な表現で、日常会話やビジネスの文脈でも使われます。

フォーマルな状況でも理解されますが、相手がこの表現に慣れているかどうかによっては説明が必要になることもあります。

例文で「Catch-22」をマスターしよう!

自分

日常会話で使う例文を3つ紹介しますので、是非参考にしてください!

例文1

I cant get a job without experience, but I cant get experience without a job.
Its a Catch-22.
職がないと経験が積めないけど、経験がないと就職できない。

これはジレンマだ。

例文2

Your credit has to be good to get a loan, but you need a loan to build credit.
Thats Catch-22.
ローンを組むには信用が必要だけど、信用を築くにはローンが必要。

それが矛盾するルールだね。

例文3

She needs a car to commute to work, but she needs a job to afford a car.
Its a Catch-22 situation.
彼女は車が通勤に必要だけど、車を持つためには仕事が必要。

これはジレンマな状況だ。

「Catch-22」の類義語はどんなものがある?

「Catch-22」の類義語を紹介していきます!

自分

似たフレーズを複数学ぶことで、さらに表現力が高まります!

類義語:Paradox(パラドックス)

パラドックスは矛盾したように見えるが、真理を含む状況を表すが、「Catch-22」は解決不可能な矛盾を強調する。

類義語: No-win situation (勝ち目のない状況)

No-win situationはどんな選択をしても不利益が生じる状態を指すが、「Catch-22」はより特定の制約が絡む矛盾に焦点を置いている。

「Catch-22」の対義語はどんなものがある?

対義語: Solution (解決法)

「Solution」は問題の解決策や方法を意味し、「Catch-22」は矛盾する規則により解決が困難な状況を指します。

対義語: Win-win situation (双方にとって良い状況)

「Win-win situation」はすべての当事者にとって好ましい結果が得られるシナリオを意味し、「Catch-22」は解決策がない状況を指します。

「Catch-22」の発音をマスターしよう!

/ˈkæʧ twɛnˈti tuː/、キャッチ トゥエンティ トゥー。

このフレーズでは「catch」の「ca」は「キャ」と発音され、続く「tch」は「ッチ」と短く発音されます。

「twenty」の「twen」は「トゥエン」と発音され、「ty」は「ティ」とされ、「two」は「トゥー」と発音されます。

「Catch-22」を語源から学んでみよう

「Catch-22」はジョセフ・ヘラーの1961年の小説『Catch-22』から来ており、軍の規則番号22を指す虚構の規則です。

この表現自体に古い語源はありませんが、小説が非常に有名になったためにフレーズが一般的な言葉として使用されるようになりました。

似た語源を持つ言葉としては、同じく小説や映画などの作品から派生した表現が多いです。

「Big Brother」(ビッグブラザー、全てを見ている政府や権力者)はジョージ・オーウェルの『1984年』から来ています。

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