ネイティブに聞いた「Against the grain」の意味　海外ドラマや日常会話で頻出！語源、類義語、対義語、発音まで徹底解説

こんにちはTOMOです。

今回はネイティブスピーカーや海外ドラマでは頻繁に使用されますが、日本人には馴染みのない「Against the grain」について詳しく解説します！

他のサイトではあまり解説されていない「類義語」「対義語」「語源」などについても詳しく解説しているので、是非参考にしてください。

　 　 　 　

まずは「Against the grain」の意味について1分で理解しよう！

「Against the grain」は、一般的な意見や行動、または社会的な期待に反して行動することを表します。

木の木目（grain）に逆らって動くことから来ており、これは通常より多くの労力が必要とされるため、個人の信念や価値観を優先する決意を示します。

ネイティブスピーカーは「Against the grain」をどんな場面で使う？

ネイティブスピーカーはこの表現を、普通ではないやり方を選択したり、人々が期待する方法に従わない決断をしたときなど、困難な決断や非伝統的な選択を説明する際に使います。

「Against the grain」は日常会話で使う？ビジネスやフォーマルでも使える？

「Against the grain」は比較的よく使われる表現で、個人的な会話だけでなくビジネス状況でも使われますが、少しリラックスしたニュアンスのためフォーマルな文書での使用は少ないです。

例文で「Against the grain」をマスターしよう!

「Against the grain」の類義語はどんなものがある？

「Against the grain」の類義語を紹介していきます！

類義語:Nonconformist（非伝統的な）

「Nonconformist」は伝統や規範に従わない人を指すが、行動ではなく人の性質に焦点を当てている。

例文: Shes always been a nonconformist at heart.
和訳:彼女はいつも心の中で非伝統的な人だ。

類義語: Go your own way（自分の道を行く）

「Go your own way」と「Against the grain」はどちらも自己決定を強調しますが、前者は自由主義的なニュアンスが強い。

例文: You dont have to follow the crowd; go your own way.
和訳:群衆に従う必要はない；自分の道を行こう。

「Against the grain」の対義語はどんなものがある？

類義語:Conformist（順応的な）

「Conformist」は社会的な規範や期待に従う性質を表し、「Against the grain」の反逆の姿勢とは対照的です。

例文:She was a conformist and never challenged the status quo.
和訳:彼女は順応的で、決して現状を挑戦したことがない。

対義語: Play it safe（安全策を取る）

「Play it safe」はリスクを避けて伝統的または期待される方法を選ぶことを意味し、「Against the grain」のリスクを冒す行動とは正反対です。

例文:Instead of taking a chance, he decided to play it safe.
和訳:チャンスをつかむ代わりに、彼は安全策を取ることにした。

「Against the grain」の発音をマスターしよう！

/əˈɡenst ðə ɡreɪn/、アゲインスト ザ グレイン。

ここでの「against」の「a」は「ア」というよりは短く「あ」に近い音です。

「the」は「ざ」と発音され、「grain」では「ai」が「エイ」と長い音になります。

「Against the grain」を語源から学んでみよう

「Against the grain」の「grain」は、木材の繊維の方向（木目）を指し、これに逆らうことは困難を示します。

語源は古英語の「gegn」や古ノルド語の「grānn」に由来し、自然な方向に反するという意味があります。

似た語源を持つ言葉には「grain」（穀物の籾）や「granary」（穀物倉庫）、そして「groan」（うめく）があります。