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ネイティブに聞いた「Blood is thicker than water」の意味 海外ドラマや日常会話で頻出!語源、類義語、対義語、発音まで徹底解説

こんにちはTOMOです。

今回はネイティブスピーカーや海外ドラマでは頻繁に使用されますが、日本人には馴染みのない「Blood is thicker than water」について詳しく解説します!

他のサイトではあまり解説されていない「類義語」「対義語」「語源」などについても詳しく解説しているので、是非参考にしてください。

ポイント

「Blood is thicker than water」は「血縁関係は他の関係よりも強い」の意味で、日常会話や海外ドラマで頻繁に使われる表現です!

   

TOMO

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まずは「Blood is thicker than water」の意味について1分で理解しよう!

「Blood is thicker than water」(血は水よりも濃い)は、家族間の絆やロイヤルティが、友情やその他の関係よりも強いということを意味する言葉です。

つまり、血縁関係、特に困難な時に、家族は他のどんな絆よりも頼りになるという考え方を示しています。

ネイティブスピーカーは「Blood is thicker than water」をどんな場面で使う?

ネイティブスピーカーは家族の重要性を強調したいときや、家族間の強い絆を説明する際にこのフレーズを使います。

また、友情や外部の関係よりも家族を優先するという判断を正当化するときにも使用されることがあります。

「Blood is thicker than water」は日常会話で使う?ビジネスやフォーマルでも使える?

「Blood is thicker than water」は日常会話で適度に使われますが、非常に親しみやすいコンテキストや家族に関連する会話で主に用いられます。

ビジネスやフォーマルな状況では少し非公式すぎるかもしれませんが、家族経営のビジネスなどの文脈では適切な場合もあります。

例文で「Blood is thicker than water」をマスターしよう!

自分

日常会話で使う例文を3つ紹介しますので、是非参考にしてください!

例文1

When it came down to it, he chose his brother over his friend because blood is thicker than water.
結局のところ、彼は友人よりも兄弟を選んだ。

血は水よりも濃いからだ。

例文2

Despite our differences, blood is thicker than water, and I will always have your back.
私たちには違いがあるけれど、血は水よりも濃く、いつも君を支えるよ。

例文3

She forgave her sister, adhering to the belief that blood is thicker than water.
彼女は姉を許し、血は水よりも濃いという信念を守った。

「Blood is thicker than water」の類義語はどんなものがある?

「Blood is thicker than water」の類義語を紹介していきます!

自分

似たフレーズを複数学ぶことで、さらに表現力が高まります!

類義語:Kinship(親族関係)

「Kinship」も家族との関係を表す言葉ですが、比喩的なニュアンスはありません。

「Blood is thicker than water」は家族の絆の強さに重点を置いています。

類義語: Family comes first (家族が最優先)

「Family comes first」と「Blood is thicker than water」はどちらも家族の優位性を表すフレーズです。

しかし、「Family comes first」は行動の優先順位を示します。

「Blood is thicker than water」の対義語はどんなものがある?

対義語:Friendship(友情)

「Friendship」は友人との関係性を指し、「Blood is thicker than water」は家族との絆を強調します。

対義語である「Friendship」は、友達との関係が重要だと考える場合に使われます。

例文:In his life, friendship was valued over familial bonds.
和訳:彼の人生において、家族の絆より友情が重視された。

対義語: Friends are the family we choose (友達は私たちが選ぶ家族)

このフレーズは選択した人間関係、つまり友情の価値を強調し、「Blood is thicker than water」の家族優先の考え方とは対立します。

「Blood is thicker than water」の発音をマスターしよう!

/blʌd/: 「blood」の発音は「ブラッド」となります。

「b」は唇を閉じてから開放する爆発音で、「l」は舌先を上の歯茎に軽く触れながら発音します。

/ɪz/: 「is」の発音は「イズ」となり、「z」は振動を伴って発音します。

/ˈθɪkər/: 「thicker」は「シッカー」と発音され、「th」は舌を歯の間に軽く挟んで振動させます。

/ðæn/: 「than」は「ザン」と発音され、「th」はここでも舌を歯の間に軽く挟んで振動させます。

/ˈwɔːtər/: 「water」は「ウォーター」と発音され、アメリカ英語では「r」の音を強調します。

「Blood is thicker than water」を語源から学んでみよう

「Blood is thicker than water」という言葉は、家族の絆や血縁関係が他の種類の関係よりも強いということを示すことわざです。

その起源ははっきりしていませんが、一般的には中世ドイツの起源を持つとされています。

最も古い記録では、12世紀のドイツの叙事詩に見られる「Sippe dicker als Wasser」というフレーズが原型とされています。

これは直訳すると「親族関係は水よりも濃い(厚い)」という意味です。

しかし、このことわざが現代の形で広く使われるようになったのは、19世紀後半の英語圏においてであり、特に家族間の忠誠や絆を強調する際に用いられるようになりました。

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