こんにちはTOMOです。
今回はネイティブスピーカーや海外ドラマでは頻繁に使用されますが、日本人には馴染みのない「Carry the torch」について詳しく解説します！
他のサイトではあまり解説されていない「類義語」「対義語」「語源」などについても詳しく解説しているので、是非参考にしてください。
まずは「Carry the torch」の意味について1分で理解しよう！
「Carry the torch」は、ある使命や責任、伝統などを受け継いで持ち続けることを意味します。
リレー走でたいまつ（トーチ）を次のランナーに引き継ぐように、何らかの大切な役割や理念を引き継いで継続し、前進させる様子を表します。
ネイティブスピーカーは「Carry the torch」をどんな場面で使う？
ネイティブスピーカーは、何か社会的な運動やビジネス、あるいは文化的な価値などを引き継がれていく状況でこの表現を使います。
例えば、退職する人が次の世代に責任を渡す時や、長い間続いている家族の伝統を維持することを説明する時などです。
「Carry the torch」は日常会話で使う？ビジネスやフォーマルでも使える？
「Carry the torch」はややフォーマルな場やインスピレーショナルな文脈で使われることが多く、日頃の会話で頻繁に使われるわけではありません。
ビジネスや公式のスピーチでも使用でき、後継者や継続性をテーマにした時に適しています。
例文で「Carry the torch」をマスターしよう!
日常会話で使う例文を3つ紹介しますので、是非参考にしてください!
例文1
He has carried the torch of his fathers legacy in the business.
彼はビジネスで父親の遺産を引き継いでいる。
例文2
After the CEO retired, it was her turn to carry the torch.
CEOが引退した後、彼女が火を運ぶ番になった。
例文3
The new generation of activists is ready to carry the torch.
新世代の活動家たちは火を運ぶ用意ができている。
「Carry the torch」の類義語はどんなものがある？
「Carry the torch」の類義語を紹介していきます！
似たフレーズを複数学ぶことで、さらに表現力が高まります!
類義語:Uphold(支持する)
「Uphold」は既存の価値や法律などを支持し続けることです。
"Carry the torch"は新しい担い手が加わるニュアンスも含まれます。
類義語: Pass the baton (バトンを渡す)
「Pass the baton」と「Carry the torch」共に後継者への責任の引き継ぎを表しますが、「pass the baton」はおもに責任の移譲の瞬間に使われます。
「Carry the torch」の対義語はどんなものがある？
対義語: Abandon(放棄する)
「Abandon」は何かを捨てることを意味し、「Carry the torch」の責任や使命を継承するという意味とは反対になります。
対義語: Drop the ball (責任を果たさない)
「Drop the ball」は責任を怠ることを意味し、「Carry the torch」の積極的な役割や責任の継続とは正反対です。
「Carry the torch」の発音をマスターしよう！
/kær.i ðə tɔːrtʃ/、キャリー ザ トーチ。
このフレーズでは、「carry」の第二のスラブルに強いアクセントがあります。
「torch」の「o」は「オー」と発音されます。
「Carry the torch」を語源から学んでみよう
「Carry」は古英語の「carian」や古ノルド語の「kærra」（「運ぶ」を意味する）から来ていて、「torch」は中世ラテン語「torcha」から、これは「ねじれたもの」を意味し、物を燃やして光を作るためにねじれた材料を使うことから来ています。
似た語源の言葉に「cart」（カート、運搬用車）や「convey」（伝達する、運ぶ）があります。