こんにちはTOMOです。
今回はネイティブスピーカーや海外ドラマでは頻繁に使用されますが、日本人には馴染みのない「A tough row to hoe」について詳しく解説します!
他のサイトではあまり解説されていない「類義語」「対義語」「語源」などについても詳しく解説しているので、是非参考にしてください。
まずは「A tough row to hoe」の意味について1分で理解しよう!
「A tough row to hoe」は比喩的な表現で、「困難な作業」や「大変な仕事」を意味します。
農耕時代に重い鍬(くわ)を使って地を耕す(hoe)作業は、並大抵ではない力と時間が要求されることから、どんな分野でも大きな努力と忍耐が必要な状況を指すようになりました。
ネイティブスピーカーは「A tough row to hoe」をどんな場面で使う?
ネイティブスピーカーは、個人的な目標を達成するための壁に直面している時や、職場での大きなプロジェクトや課題に挑む時など、手ごわい任務や課題に直面している状況でこのフレーズを使います。
「A tough row to hoe」は日常会話で使う?ビジネスやフォーマルでも使える?
「A tough row to hoe」はあまり頻繁には使われない比喩表現で、日常会話よりは少しレトリックが高いニュアンスがあります。
ビジネスやフォーマルな場でも使われますが、その際はリスナーが比喩を理解しているかを考慮する必要があります。
例文で「A tough row to hoe」をマスターしよう!
日常会話で使う例文を3つ紹介しますので、是非参考にしてください!
例文1
Starting a business with no capital is a tough row to hoe.
資本なしでビジネスを始めるのは、困難な仕事だ。
例文2
Recovering from the injury will be a tough row to hoe.
怪我からの回復は骨の折れる作業になるだろう。
例文3
Completing this project on time will be a tough row to hoe.
このプロジェクトを期限までに完成させるのは大変な仕事だ。
「A tough row to hoe」の類義語はどんなものがある?
「A tough row to hoe」の類義語を紹介していきます!
似たフレーズを複数学ぶことで、さらに表現力が高まります!
類義語:Arduous(困難な)
「Arduous」は非常に労力が必要で、困難な作業や条件を意味しますが、具体的な作業に言及していない点が異なります。
類義語: Uphill battle(困難な戦い)
「Uphill battle」と「A tough row to hoe」は同じく困難な状況を指しますが、「uphill battle」は戦いや競争の文脈でよく使われます。
「A tough row to hoe」の対義語はどんなものがある?
対義語:Easy(簡単な)
「Easy」は労力や苦労がほとんどまたは全く必要ない作業や状況を意味し、「A tough row to hoe」とは反対の状況を表します。
対義語: Piece of cake(朝飯前)
「Piece of cake」とは何の努力も必要としない非常に簡単な作業を指し、「A tough row to hoe」と正反対の意味を持ちます。
「A tough row to hoe」の発音をマスターしよう!
/a tʌf roʊ tu hoʊ/、ア タフ ロウ トゥ ホウ。
フレーズでは、"tough"の「tʌf」は「タフ」と短い発音で、「row」の「roʊ」は「ロウ」と長い「オー」の音、「to」の「tu」は「トゥ」、「hoe」の「hoʊ」は「ホウ」と発音されます。
「A tough row to hoe」を語源から学んでみよう
「hoe」は古英語の「hōwan」に由来し、土を掘り返す農具を意味します。
この作業が農業社会にとって重労働だったため、比喩的な表現として用いられるようになりました。
似た語源を持つ言葉に「plough」(農地を耕す)や「till」(土地を耕す)があり、両方とも農業に由来する作業を指します。