文法・単語・類義語 英語を学ぶ

ネイティブに聞いた「A stitch in time saves nine」の意味 海外ドラマや日常会話で頻出!語源、類義語、対義語、発音まで徹底解説

こんにちはTOMOです。

今回はネイティブスピーカーや海外ドラマでは頻繁に使用されますが、日本人には馴染みのない「A stitch in time saves nine」について詳しく解説します!

他のサイトではあまり解説されていない「類義語」「対義語」「語源」などについても詳しく解説しているので、是非参考にしてください。

ポイント

「A stitch in time saves nine」は「早めの手当てが後の労力を省く、時を得た一針が九針を省く」の意味で、日常会話や海外ドラマで頻繁に使われる表現です!

   

TOMO

最短で理想の英語力が身につく”実体験に基づく学習ノウハウ”を発信「現在TOEIC900点を達成」「海外企業と協力して新規事業立ち上げを推進」

   

まずは「A stitch in time saves nine」の意味について1分で理解しよう!

「A stitch in time saves nine」は、小さな問題を早めに直しておけば、より大きな問題が発生するのを防げるという意味のことわざです。

縫い目が少し解けた場合、早めに一針縫っておけば、後で多くの縫い目を直す手間が省けるという昔の縫製の例えから来ています。

事前に手を打つことの重要性を説く表現です。

ネイティブスピーカーは「A stitch in time saves nine」をどんな場面で使う?

ネイティブスピーカーは問題を未然に防ぐことや、問題が小さいうちに解決するべきであるとアドバイスする時にこのフレーズを使います。

家庭内でのちょっとした修理や、業務での予防措置など、さまざまな文脈で使用されます。

「A stitch in time saves nine」は日常会話で使う?ビジネスやフォーマルでも使える?

日常会話においては比較的よく使われるフレーズです。

ビジネス環境でも、予防措置の重要性を話す際に有効な表現として使われます。

例文で「A stitch in time saves nine」をマスターしよう!

自分

日常会話で使う例文を3つ紹介しますので、是非参考にしてください!

例文1

Fixing this leak now could be a stitch in time.
今この漏れを直すことが、将来の手間を省くことになるだろう。

例文2

He learns piano regularly, a stitch in time saves nine.
彼は定期的にピアノを練習している、早めの練習が後の苦労を省く。

例文3

A stitch in time would have saved us hours of work.
早めに対応していれば、何時間もの作業を省けたのに。

「A stitch in time saves nine」の類義語はどんなものがある?

「A stitch in time saves nine」の類義語を紹介していきます!

自分

似たフレーズを複数学ぶことで、さらに表現力が高まります!

類義語:Prevention(予防)

「Prevention」は問題が起こるのを予め防ぐこと、このフレーズも同様の予防思考を促しますが、行動を促す要素があります。

類義語: An ounce of prevention is worth a pound of cure.
このフレーズも同じく問題を起こる前に防ぐ価値が大きいと言うことを表現しています。

「A stitch in time saves nine」の対義語はどんなものがある?

対義語:Neglect(怠慢)

「Neglect」は必要な注意や行動を怠ることであり、これは「A stitch in time saves nine」と反対の意味です。

対義語: Penny wise, pound foolish.
このフレーズは小さな節約をするものの、結果として大きな損失を生む行動を意味し、短期的な視点しか持たないことの愚かさを描写します。

「A stitch in time saves nine」の発音をマスターしよう!

/aɪ stɪtʃ ɪn taɪm seɪvz naɪn/、アイ スティチ イン タイム セイブズ ナイン。

ここでの「stitch」と「saves」に強勢があります。

「stitch」は「スティチ」と発音し、「in time」は速めに、「saves nine」は流れるように発音します。

「A stitch in time saves nine」を語源から学んでみよう

このフレーズは17世紀にまで遡ります。

「Stitch」は古英語の「stice」から派生し、「刺す、縫う」という意味だった。

このフレーズ内の「stitch」と「time」は一緒に、物事を修繕するためには適切なタイミングが重要であるという古典的な知恵を表します。

類似の概念としては「timely」(タイムリー、時宜を得た)や「proactive」(前向きな、先取りの)などがあります。

-文法・単語・類義語, 英語を学ぶ
-