こんにちはTOMOです。
今回はネイティブスピーカーや海外ドラマでは頻繁に使用されますが、日本人には馴染みのない「As clear as mud」について詳しく解説します!
他のサイトではあまり解説されていない「類義語」「対義語」「語源」などについても詳しく解説しているので、是非参考にしてください。
まずは「As clear as mud」の意味について1分で理解しよう!
「As clear as mud」は、何かが完全にはっきりしない、理解しにくい、または混乱している状態を皮肉を込めて表現するフレーズです。
文字通りには「泥(mud)のように透明(clear)」となっていますが、実際の意味はその正反対です。
泥は決して透明ではないため、この表現は「全くわかりやすくない」ということを言いたい時に使います。
ネイティブスピーカーは「As clear as mud」をどんな場面で使う?
ネイティブスピーカーは説明や指示などが非常に分かりにくい時、またはある話題について全く理解できないことを表す際に、皮肉やユーモアを込めてこのフレーズを使用します。
「As clear as mud」は日常会話で使う?ビジネスやフォーマルでも使える?
日常会話においては比較的よく使われるフレーズですが、カジュアルな文脈に限られます。
ビジネスやフォーマルな環境では、プロフェッショナルではないと捉えられる可能性があるため、通常は避けられます。
例文で「As clear as mud」をマスターしよう!
日常会話で使う例文を3つ紹介しますので、是非参考にしてください!
例文1
His explanation was as clear as mud.
彼の説明はさっぱりわからなかった。
例文2
The assembly instructions are as clear as mud.
この組み立て説明書は全く理解できない。
例文3
Her lecture left me feeling as clear as mud.
彼女の講義を聞いても、何が言いたいのかさっぱりわからなかった。
「As clear as mud」の類義語はどんなものがある?
「As clear as mud」の類義語を紹介していきます!
似たフレーズを複数学ぶことで、さらに表現力が高まります!
類義語:Confusing(混乱させる)
「Confusing」は事柄が理解しにくいことを直接表します。
「As clear as mud」は皮肉を込めた表現です。
類義語: As clear as dishwater(全然明らかでない)
「As clear as dishwater」もわかりにくさを表す皮肉な表現。
「As clear as mud」と非常に似ています。
「As clear as mud」の対義語はどんなものがある?
対義語:Clear(明白な)
「Clear」は内容が明解で理解しやすいことを表すのに対し、「As clear as mud」はその対象が理解しにくいことを示します。
対義語: Crystal clear(極めて明確)
「Crystal clear」とは、何かが非常にはっきりしていて疑いようがないことを表します。
これは、「As clear as mud」の正反対です。
「As clear as mud」の発音をマスターしよう!
/as klɪr æz mʌd/、アズ クリア アズ マッド。
このフレーズでは、"as"は「アズ」と短く、"clear"は「クリア」というように、「ea」を明るい「イ」の音で、"mud"は「ムッド」と発音されます。
"as"の二度目は最初の"as"と同じように短く発音されます。
「As clear as mud」を語源から学んでみよう
「Clear」は古英語「clær」から来ており、明白であることを意味します。
「Mud」は古英語の「mōd」に由来し、湿った土を指します。
これらは直接的な対比をサルカズム的に表しているため、共通の語源はありません。
しかし、他の透明を意味する語に「transparent」(ラテン語「transparere」から、透き通る)、明確を意味する語に「explicit」(ラテン語「explicitus」から、折りたたまれていない)などがあります。