英語を勉強していると、「come down to」というフレーズに出会うことがあります。
一見シンプルな表現に見えるかもしれませんが、文脈によってさまざまな意味や使い方があり、日常会話やビジネスシーンで頻繁に使用される便利なフレーズです。
今回は、このフレーズの意味や使い方を、小学生でも分かるように簡単に説明します!
1. come down to をまずは1分で理解しよう!
英語の「come down to」は、主に以下のような意味で使われます。
- ~に帰着する、結局~になる
- 例文:
- It all comes down to your attitude.
(結局のところ、あなたの態度にかかっています。)
- It all comes down to your attitude.
- 例文:
- 重要なのは~である
- 例文:
- Success comes down to hard work and dedication.
(成功にとって重要なのは、努力と献身です。)
- Success comes down to hard work and dedication.
- 例文:
- 最終的には~に依存する
- 例文:
- The decision comes down to whether we can afford it.
(その決断は、私たちがそれを実行できるかどうかにかかっています。)
- The decision comes down to whether we can afford it.
- 例文:
2. 語源
「come down to」というフレーズは、以下の3つの部分から成り立っています。
- come
動詞で「来る」を意味します。 - down
副詞で「下へ」を意味します。 - to
前置詞で「~へ」を意味します。
これらが組み合わさることで、「~に下ってくる」という直訳になりますが、比喩的に「~に帰着する」「最終的に~になる」という意味で使われます。
歴史的には、英語圏で長く使われてきた一般的な表現です。
3. ネイティブの実際の使い方
ネイティブスピーカーは「come down to」を、状況や決断の本質を説明する際に使用します。
1. 結局~に帰着する場合
例文:
- It all comes down to how much effort you put in.
(結局のところ、あなたがどれだけ努力を投入するかにかかっています。) - Everything comes down to trust.
(すべては信頼に帰着します。)
2. 重要な要素を強調する場合
例文:
- The success of the project comes down to effective communication.
(プロジェクトの成功は、効果的なコミュニケーションにかかっています。) - Her performance comes down to her dedication and hard work.
(彼女のパフォーマンスは、彼女の献身と努力にかかっています。)
3. 最終的な決断や依存関係を示す場合
例文:
- The final decision comes down to the board of directors.
(最終的な決断は取締役会にかかっています。) - Whether we expand the business comes down to our financial stability.
(ビジネスを拡大するかどうかは、私たちの財務の安定性にかかっています。)
4. ネイティブはどの程度使う?使用頻度について
8/10:よく使う!(10段階評価)
「come down to」は、ネイティブの日常会話やビジネスシーンで頻繁に使われる表現です。
特に、以下のような場面でよく登場します。
- 状況や決断の要点を説明する際
- 重要な要素や条件を強調する際
- 最終的な依存関係を示す際
多用途なフレーズであるため、さまざまな文脈で活用されます。覚えておくと非常に便利です。
5. フォーマルな場面やビジネスでの使用
「come down to」はカジュアルからフォーマルな場面まで幅広く使える表現ですが、ビジネスシーンでは特に以下のような状況で用いられます。
フォーマルな言い換え
- Ultimately, it depends on
- 例文:
Ultimately, it depends on the client's budget.
(最終的には、クライアントの予算に依存します。)
- 例文:
- The key factor is
- 例文:
The key factor is the market demand.
(重要な要因は市場の需要です。)
- 例文:
- Essentially, it boils down to
- 例文:
Essentially, it boils down to our ability to innovate.
(本質的には、私たちの革新能力にかかっています。)
- 例文:
6. 類義語
「come down to」と似た意味を持つ表現をいくつか紹介します!
- Ultimately
- 意味: 最終的に
- 例文:
Ultimately, we have to follow the regulations.
(最終的には、規則に従わなければなりません。)
- At the end of the day
- 意味: 結局のところ
- 例文:
At the end of the day, it's your decision.
(結局のところ、あなたの決断です。)
- Essentially
- 意味: 本質的に
- 例文:
Essentially, the problem is lack of communication.
(本質的に、問題はコミュニケーションの欠如です。)
- The main thing is
- 意味: 重要なのは
- 例文:
The main thing is to stay focused.
(重要なのは集中し続けることです。)
7. 対義語
「come down to」の直接的な対義語は存在しませんが、文脈に応じて対照的な概念を表す表現を紹介します。
- Start with
- 意味: ~から始める
- 例文:
Let's start with the basics.
(基本から始めましょう。)
- Focus on the process
- 意味: プロセスに焦点を当てる
- 例文:
Focus on the process, not just the outcome.
(結果だけでなく、プロセスに焦点を当てましょう。)
- Emphasize the steps
- 意味: ステップを強調する
- 例文:
Emphasize the steps involved in the project.
(プロジェクトに関わるステップを強調してください。)
8. 発音のポイント
「come down to」の発音は比較的シンプルですが、フレーズ全体を滑らかに繋げることが重要です。
いくつかのポイントを押さえましょう。
発音の分解
- come: /kʌm/ → 「カム」
- down: /daʊn/ → 「ダウン」
- to: /tuː/ または /tə/ → 「トゥ」または「タ」
発音のコツ
- 流れるように繋げる「come down to」を一息で滑らかに発音します。例えば、「カムダウントゥ」のように、単語と単語をスムーズに繋げましょう。
- 強調する部分「come」と「down」に少し強調を置くと自然に聞こえます。「COME down TO」のように発音すると良いです。
- リエゾンを意識する「come down」は「come-down」と繋げて発音し、「down to」は「downto」と滑らかにつなげます。
発音練習例
- 例文:
It all comes down to your attitude.
発音練習:
イットオールカムズダウントゥユアアティテュード。 - 例文:
Ultimately, it comes down to hard work.
発音練習:
アルティメットリー、イットカムズダウントゥハードワーク。
9. まとめ
「come down to」は、「~に帰着する」「結局~になる」「重要なのは~である」という意味で、状況や決断の本質を説明する際に非常に役立つフレーズです。
特にビジネスシーンや日常会話で頻繁に使用され、状況に応じて柔軟に使い分けることができます。
また、類義語や対義語を覚えることで、表現の幅が広がり、より適切な言葉選びが可能になります。
発音のコツを押さえつつ、実際の会話で「come down to」を積極的に使ってみましょう!
さらに、具体的なシチュエーションを想定して練習すると、より自然に使えるようになります。
例えば、プロジェクトの要点を説明する際に「come down to」を使ってみましょう!
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