こんにちはTOMOです。
今回はネイティブスピーカーや海外ドラマでは頻繁に使用されますが、日本人には馴染みのない「Bite the dust」について詳しく解説します!
他のサイトではあまり解説されていない「類義語」「対義語」「語源」などについても詳しく解説しているので、是非参考にしてください。
まずは「Bite the dust」の意味について1分で理解しよう!
「Bite the dust」は、失敗する、倒れる、死亡する、または破壊されることを意味する表現です。
直訳すると「ほこりを噛む」となりますが、これは倒れた時に口にほこりが入る様子をイメージしており、何かが終わったり、終焉を迎えたりする様子を表す際に用いられます。
ネイティブスピーカーは「Bite the dust」をどんな場面で使う?
ネイティブスピーカーは競争やスポーツ、戦闘など敗北が明らかなシーンでこのフレーズを使うことがあります。
また、倒産した企業や壊れた物に対しても使われることがあります。
「Bite the dust」は日常会話で使う?ビジネスやフォーマルでも使える?
「Bite the dust」は日常会話の中でカジュアルな状況に使われることがあります。
しかし、この表現はやや風変わりで、少しユーモアを交えた感じになるため、フォーマルな状況やビジネスシーンでは避けたほうが無難です。
例文で「Bite the dust」をマスターしよう!
日常会話で使う例文を3つ紹介しますので、是非参考にしてください!
例文1
Many competitors bit the dust in the last round of the race.
レースの最終ラウンドで多くの競争相手が倒れた。
例文2
The old computer finally bit the dust and wont turn on anymore.
古いコンピュータがついに壊れてもう起動しない。
例文3
After a long struggle, the company bit the dust.
長い苦闘の末、その会社は倒産した。
「Bite the dust」の類義語はどんなものがある?
「Bite the dust」の類義語を紹介していきます!
似たフレーズを複数学ぶことで、さらに表現力が高まります!
類義語:Perish(死亡する)
「Perish」と「Bite the dust」はどちらも死亡や破壊を意味しますが、「Perish」はよりフォーマルで、自然な死や災害を指すことが多いです。
類義語: Kick the bucket(死ぬ)
「Kick the bucket」と「Bite the dust」はどちらも死んでしまうことを俗っぽく表現しますが、「Kick the bucket」は死について話すときにより一般的に使われます。
「Bite the dust」の対義語はどんなものがある?
対義語:Thrive(繁栄する)
「Thrive」は成功や発展を意味し、「Bite the dust」が失敗や終わりを意味するのとは反対です。
対義語: Come out on top (勝ち残る)
「Come out on top」と「Bite the dust」は正反対の状況を表します。
前者は競争などで最終的に勝つこと、後者は敗れることを意味します。
「Bite the dust」の発音をマスターしよう!
/baɪt ðə dʌst/、バイト ザ ダスト。
このフレーズでは、「bite」は「バイ」と発音され、中間の「the」は短い「ザ」となり、「dust」は「ダスト」と強く発音されます。
「Bite the dust」を語源から学んでみよう
Bite the dustは、戦闘や格闘のシーンを描いた古典文学に由来することが多いとされています。
たとえば、ホメロスの『イリアス』で使われたフレーズが起源とされる場合もあります。
似た語源の言葉として、「fall flat」(失敗する)や「go under」(倒産する)があり、これらも不成功や終わりを示す表現です。