こんにちはTOMOです。
今回はネイティブスピーカーや海外ドラマでは頻繁に使用されますが、日本人には馴染みのない「By hook or by crook」について詳しく解説します!
他のサイトではあまり解説されていない「類義語」「対義語」「語源」などについても詳しく解説しているので、是非参考にしてください。
まずは「By hook or by crook」の意味について1分で理解しよう!
「By hook or by crook」は、どんな手段を使っても目的を達成するという意味です。
「どうにかして」「なんとしても」という意味合いで使われ、方法は正当であるか不正であるかにかかわらず、結果を重視する様子を表します。
元来は肉牛をとらえるためのフック(hook)や羊飼いの杖(crook)から来ていると言われています。
ネイティブスピーカーは「By hook or by crook」をどんな場面で使う?
ネイティブはしばしば困難な状況で目標を達成するためにどうにかして成功したいときにこのフレーズを使用します。
また、少し堅苦しくない会話や冗談めいた文脈で使われることもあります。
「By hook or by crook」は日常会話で使う?ビジネスやフォーマルでも使える?
「By hook or by crook」はカジュアルな会話で使われることが多く、ビジネスで正式な場では少し不適切に感じられる可能性があります。
例文で「By hook or by crook」をマスターしよう!
日常会話で使う例文を3つ紹介しますので、是非参考にしてください!
例文1
I will finish this project by hook or by crook.
何としてもこのプロジェクトを終わらせるよ。
例文2
We need to win this game by hook or by crook.
何としてもこの試合には勝たねばならない。
例文3
She promised to get the tickets by hook or by crook.
彼女はどうにかしてチケットを手に入れると約束した。
「By hook or by crook」の類義語はどんなものがある?
「By hook or by crook」の類義語を紹介していきます!
似たフレーズを複数学ぶことで、さらに表現力が高まります!
類義語:Persist(粘り強く続ける)
「Persist」はあきらめずに努力し続ける意味ですが、どんな方法を使うという含みはありません。
類義語: Whatever it takes(何が何でも)
「Whatever it takes」と「By hook or by crook」は似た意味ですが、「whatever it takes」はより広い範囲の手段を想定します。
「By hook or by crook」の対義語はどんなものがある?
類義語:Abandon(あきらめる)
「Abandon」は目的や計画をあきらめることを意味し、積極的な努力を伴わずに目標を捨てることを示します。
対義語: Give up easily(簡単に諦める)
「Give up easily」と「By hook or by crook」は正反対です。
前者はすぐに諦めることを、後者はあきらめずに何とかして成功しようとする態度を示します。
「By hook or by crook」の発音をマスターしよう!
/by hʊk or by krʊk/、バイ フック オア バイ クルック。
このフレーズでは、「hook」の「oo」は「フ」と発音され、「crook」の「oo」も同様に「ク」と発音されます。
「By hook or by crook」を語源から学んでみよう
「By hook or by crook」の語源ははっきりとしていませんが、中世のイギリスで使用された牧羊犬の杖(crook)や森での獲物を引っ掛けるフック(hook)から来ているとされています。
似た概念の単語としては「Crafty(狡猾な)」や「Cunning(ずる賢い)」があります。