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ネイティブに聞いた「Caught between a rock and a hard place」の意味 海外ドラマや日常会話で頻出!語源、類義語、対義語、発音まで徹底解説

こんにちはTOMOです。

今回はネイティブスピーカーや海外ドラマでは頻繁に使用されますが、日本人には馴染みのない「Caught between a rock and a hard place」について詳しく解説します!

他のサイトではあまり解説されていない「類義語」「対義語」「語源」などについても詳しく解説しているので、是非参考にしてください。

ポイント

「Caught between a rock and a hard place」は「岩と硬い場所の間、板挟み」の意味で、日常会話や海外ドラマで頻繁に使われる表現です!

TOMO

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まずは「Caught between a rock and a hard place」の意味について1分で理解しよう!

「Caught between a rock and a hard place」は、どちらを選んでも困難な状況に直面していることを意味します。

簡単に言うと、二つの悪い選択肢しかなく、どちらかを選ばざるを得ない「板挟みに遭っている」状態を表します。

このフレーズは文字通り厳しい岩と固い場所の間に挟まれる様子からきています。

ネイティブスピーカーは「Caught between a rock and a hard place」をどんな場面で使う?

この表現は、仕事や私生活で難しい選択に直面しているときに使われます。

たとえば、同じくらい不利な二つのジョブオファーの選択や、二つの不都合な条件を秤にかけざるを得ない時などです。

「Caught between a rock and a hard place」は日常会話で使う?ビジネスやフォーマルでも使える?

このフレーズは日常的な会話でも使われますが、特に困難かつ重要な状況を強調したい時に使われることが多いです。

フォーマルな環境やビジネスの場でも使用され、そのような場面での複雑な問題を描写するのに適しています。

例文で「Caught between a rock and a hard place」をマスターしよう!

自分

日常会話で使う例文を3つ紹介しますので、是非参考にしてください!

例文1

I am caught between a rock and a hard place with these two job offers.
これら2つの仕事のオファーで板挟みになっている。

例文2

She felt caught between a rock and a hard place when choosing between her career and family.
彼女はキャリアと家族の間でどちらを選ぶか板挟みに感じた。

例文3

We are caught between a rock and a hard place: cut costs or lose customers.
コストを削減するか、顧客を失うか、岩と硬い場所の間に挟まれています。

「Caught between a rock and a hard place」の類義語はどんなものがある?

「Caught between a rock and a hard place」の類義語を紹介していきます!

自分

似たフレーズを複数学ぶことで、さらに表現力が高まります!

類義語:Dilemma(ジレンマ)

「Dilemma」も似たような状況で、選択肢がいずれも不満足な場合を指しますが、必ずしも「捉えられる」という意味合いは含みません。

例文: He faced a dilemma: accept the unfair terms or resign.
和訳:彼はジレンマに直面した:不公平な条件を受け入れるか、辞めるか。

類義語: In a bind (困った状況)

「In a bind」と「Caught between a rock and a hard place」はどちらも厳しい立場を意味しますが、「In a bind」は少しカジュアルで一般的なトラブルを指します。

例文: I am in a bind with my car breaking down.
和訳:車が故障して困っている。

「Caught between a rock and a hard place」の対義語はどんなものがある?

対義語:Ease(容易さ)

「Ease」は状況がスムーズかつ容易であることを意味し、「Caught between a rock and a hard place」とは反対です。

例文: He made the decision with ease.
和訳:彼は簡単に決断した。

対義語: Have the best of both worlds (両方の長所を手に入れる)

「Have the best of both worlds」は、一方を犠牲にすることなく、二つの好ましい状況を同時に享受できることを意味します。

例文:She works remotely and travels, having the best of both worlds.
和訳:彼女はリモートワークをしながら旅行をして、一石二鳥の状態を楽しんでいる。

「Caught between a rock and a hard place」の発音をマスターしよう!

/ˌkɔːt bɪˈtwiːn ə ˈrɒk ənd ə hɑːrd pleɪs/、コート・ビトウィーン・ア・ロック・アンド・ア・ハード・プレイス。

ここで「caught」の「au」は「オー」、「between」の「ee」は「イー」の音、「rock」の「o」は「オ」、「and」は「アンド」ではなく、「アン」「ア」の音、「hard」の「ar」は「アー」の音です。

「Caught between a rock and a hard place」を語源から学んでみよう

表現「Caught between a rock and a hard place」の語源は1930年代のアメリカの鉱夫たちが使用していたスラングに由来します。

岩と鉱山の壁の間で働かなければならない状況から、選択肢がないことを指していました。

似た語源を持つ表現には「Stuck between a rock and a hard place」や「Between the devil and the deep blue sea」があり、どちらも似たような状況を意味するフレーズです。

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